これまでの道のり

iLEAP group circle outdoors

自身の内と外にある資源を生かして、目的のある人生を追求し、より良い社会づくりを促進する、グローバルなマインドを持った次世代リーダーを育てることをミッションとしています。

2008年の創立から、iLEAPは国際教育とリーダーシップ開発の分野で活動し続けています。

今までの団体の変遷を3つのフェーズに分け、iLEAP 1.0、iLEAP 2.0、そして iLEAP 3.0と名付けました。

iLEAP Timeline

iLEAP1.0, 2008–2018

iLEAPは、2008年に最初のリーダーシップ&ソーシャルチェンジのプログラムを、世界各地の参加者たちを対象に実施しました。10年以上もの間、アジア太平洋、アフリカ、中東、南米から来た社会的な活動を行う何百ものリーダーを対象にプログラムを提供し続け、そして2018年に、創立10周年と長年の成功と学びを称え、iLEAPを分割し二つの団体を創設することにしました。iLEAPは引き続き日本の若者へ向けたリーダーシッププログラムを提供し、今回新たに設立された団体Perennialは、アフリカ、ラテンアメリカ、アジア、中東を基盤とする、20代後半~50代のソーシャルリーダーへ向けたプログラムを提供することになりました。2008年~2018年の間iLEAP Globalの名のもとに行われていた活動がPerennialとなります。

iLEAP2.0, 2018-2020

2018年、iLEAPが日本での活動により力を注ぐ決断をした背景には、日本全国に広がる素晴らしい志を持つ卒業生コミュニティがあります。2018年8月現在、日本には約500名ものプログラム卒業生がいます。日本は他のどの国よりも今までのプログラム参加者数が多いのです。そのような背景をもとに、iLEAPはこれからも拡大していく日本の卒業生コミュニティに意図的に重点を置き、2011年の東日本大震災の影響を受けたコミュニティのために活動している若者や、被災地出身の若者たちのためのリーダーシップ開発プログラムをさらに生み出していくことにしました。

米日カウンシル(USJC)やトモダチイニシアチブ、国際交流基金日米センター(CGP)、ETIC.(エティック)などの団体やトヨタ、三菱、日立、マイクロソフトなどの企業とのパートナーシップを通して、そして日本政府や在日米大使館との協定を通じ、iLEAPは日本における課題や可能性について非常に多くのことを学んできました。

何よりも、若者がリーダーとしての自信を持てず、どうすれば大きく明確な目的を持った人生を生きることができるのかわからずに苦しんでいる日本において、iLEAPの活動は必要不可欠であると確信しました。このような理由から、高校生と大学生の年代の若者たちにiLEAPとして新たな力を注ぐことにしました。

iLEAP3.0, 2020-現在

世界中の多くの国際教育機関と同様に、COVID-19の影響により、私たちの活動は劇的に再形成されることになりました。かつてないほど移動やアクセスが限られた時代へと変化し、困難な状況に迅速に対応するためのスキルやツールの必要性がより明らかになった2020年。物理的な距離が限られているこの状況だからこそ、iLEAPは今まさに必要とされているリーダーシップ育成手法を、これからは日本を含めた、多くの世界中の若者に届けていくというミッションを体現していきます。

ローカルのニーズに対しても意識を向け、尚且つ複雑な課題に諸課題に対するグローバルな認識を維持し続ける必要性を背景としたときに、リーダーシップの育成において重要なのは、高い自己認識力(セルフアウェアネス)と共感力を持ったリーダーになることです。対面の場だけでなく、オンラインにおいても他の声に耳をしっかりと傾けることができ、そして自己軸を持って判断していく力を持ったリーダーをこれからも育成していきます。

iLEAPはこの世界的なパンデミックがもたらした状況からの新たな気づきを基盤とし、再びグローバルな展開で活動し続けます。

新しいロゴについて

2013–2018

Old iLEAP Logo

鮮やかな色と7つの重なり合う球体を備えた以前のロゴは、世界中の新興および確立されたリーダーの両方との複数のiLEAPの作業を表しています。 しかし、私たちが若くて新興のリーダーに焦点を合わせるという使命をシフトしたとき、それは私たちが今、ただ1つの領域に焦点を合わせているかのようです。 球の1つの詳細に近づくと、実際には無地の色はまったく無地ではなく、鮮やかな色相の組み合わせで構成されていることがわかります。 このように、新しいロゴは以前のロゴの精神を維持しながら、各サークルの独自性を強調しています。

2018–Present

iLEAP logo

最後に、画像自体はタンポポを表すことを目的としています。 タンポポはしばしば不利な状況で繁栄し、最も困難な状況のいくつかで彼らの生命力を広げる方法を見つけます。 弾力性があり、順応性があり、ワンダーラストにオープンなタンポポは、若い参加者の中で成長しようとしているリーダーシップの感性の多くを捉えています。 目的のある生活を追求し、世界の社会的利益を促進するために、内外の資源を備えた新世代のグローバル志向のリーダーを育成するという新しい使命を持って、私たちはこのリーダーシップをさらに育成することを目指しています。

もっと詳しく:

iLEAP Japanese students